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閃きの入川





連日の大雨で、釣りに出られない日が続く。

日原川本流は増水で無理、支流はがけ崩れがこわそう、大丹波川は病弱なニジマスだらけ、奥多摩川にはそもそもサカナがいない・・・orz

・・とまあ、消去法で2.5万図を眺めていて、「あ、ここ、いいかも」と閃いたのが、「入川谷」

地図で見ると、意外と奥の方まで川がのびていて、途中から民家もなくなり、それでいて等高線がとても緩やかに描かれている。

たしか、途中で川の水が伏流しており、水量からいって、ヤマメが住んでいそうな雰囲気ではなかったと記憶しているが、 連日の大雨で増水しているはずなので、もしかしたらいけるんじゃないかの予感とともに出発〜〜。


* * * * 




大型トラックががんがん飛び出してくる危険なトンネル。釣り人は、道のはじっこをてくてく歩く。




来月からは禁漁。今年、あと何回釣りに出られるでしょうか。

大きな台風が来れば、これが最後ということもあり得る。だから“一期一会”のつもりで。





意外と雰囲気は悪くない。

ただ、渇水期にも同じことが言えるかは疑問である。今年は雨が多く、感覚的に真夏の渇水期は存在しなかった気がする。





この時期の泣きどころは、やっぱりクモの巣。

それも、「好ポイント!!」と思う場所にかぎって、上空に見えない巣があるんだもの〜。
ネバネバの糸と格闘しているうちに、魚は逃げる。仕掛けは劣化する。

障害物競争のように、せまい渓流を進んでいく。





砂防ダムにより、渓はいくつにも分断されている。

写真のダムには、魚道らしきものが側面にあるが、これを実際にヤマメが利用するかは不明。

でも、たしかに各砂防ダムごとに、コツコツというヤマメのアタリがある。釣り上げた魚体を観察する限り、少なくとも、成魚放流の個体ではなさそうである。
すると、砂防ダムに区切られたエリアごとに、極めてせまいコミュニティを作って暮らしているのか。

それとも、条件次第では、10メートルの人工滝を越えて、エリア間を行き来することができるのか??





砂防ダムのポイントは、えさ釣りの場合、上から下のたまりを狙う方が攻略しやすい、と思う。

@サカナに人の気配を悟られにくい。
A滝による飛沫を浴びなくてすむ。逆だと、滝の生み出す風で、仕掛けが戻される。
Bポイントの全体像が把握しやすい。
Cサカナを真上に抜き上げる取り込みになるので、場荒れがしにくい。

ただし、思わぬ大物がかかったときに、抜き上げて取り込めるかが問題。あと、うっかり足を滑らせて滝つぼに落ちると、 これはもう臨死体験以外の何ものでもないので注意が必要。





ブドウ蟲とキジのえさで、反応がいまいち。そこで、エサを●●●に代えてみたら、目に見えて食いがよくなる。 (わりと9月ごろって、そうなんだよね〜)

それで、二つのダムの間を行ったり来たりしながら、釣る。

これより上流には、先行者らしきジムニーがいたので、いちおう遠慮してみた。本当は、どこまでも上流へ歩いて探検したかったんだけど、 まあ、今回はこれで楽しめたからよしとする。











最初ちびヤマメが食って、それからちょっとずつサイズが大きくなる。

と、言っても二十数センチ止まりだけど・・・。




からだが赤いのは、繁殖期が近いからか?

おなかがふくれていて、見るからにタマゴを持っていそうなのは、瞬間リリース。・・ゴメンよう!




この子は、よくご飯を食べていますよ〜・・ていう感じ。超元気いい。




上から見る。




パーマークが丸っこい・・・。




なんとも目が愛らしいではないか。

野性味たっぷりのイワナもいいが、ヤマメもいい。そう思う瞬間。





少し雨がぱらついたけど、カミナリさえ鳴らなければ、へっちゃら。

ましてや、ヤマメ軍団がこんなに遊んでくれているんだもの。

でも、予定より早めの13:30納竿。

あまり欲張って遊びすぎないのが、山のカミサマと仲良くするコツみたいです。








林道が舗装されているのは途中まで。・・良いことです。

セダンタイプのクルマだったら、写真の辺りに止めて歩くのが無難かもしれません。 (※今回の釣り場には、林道をゆるゆると30分歩けば到達する。トレッキングシューズ、雨具はあった方が良い)





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