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 雲取山の麓を目ざして(前篇)

 さて、本年度最後の渓流は、雲取山に端を発する日原本谷への、二日間にわたる釣行となりました。
 孫惣谷出会いから、数百メートルの地点。見事な淵の連続があり、泳ぐか、高く捲く以外に通過できる方法がない。
 結局、捲く方を選んだ。

 自分が「ここ」と思い定めたルートには、先人が残したトラロープがあり、同じ判断をした人がいるんだな、と納得するが、さすがにトラロープを信用しすぎるのは怖い。(案の定、強く引くと、落ちてきた)
 主観的には、かなり高度感がありますが、実際には15メートルくらいです。
 巳の戸谷の入り口付近。この谷も一見して可能性を感じたが、来年以降の課題として残すことにした。
 やや小ぶりですが、超元気いいヤマメが釣れて来る。

 ・・・実は、これよりも下流で、さんざんちびイワナを釣った経験があったので、てっきりこの辺りもイワナの領域だと思い込んでいたんですが。
 妙に“アタリ”が細かい、というか、すばしっこくて、カラ合わせが多いな??と思ったら、イワナではなく、ヤマメでした。

 「イワナではなくヤマメの気持ちで釣る」ことは大事ですね。
 ヤマメの住んでいた流れ。
 コンロで湯を沸かし、休憩していると、いつものように、スズメバチ飛来。


 こっちから敵意を示さない限り、まず刺されることはない・・・・というのが個人的な僕の感覚。(違っても責任はとれませんが)
 
 途中発見した脱出ポイント。(地形図には載ってない)

 釣り登って来た谷を、下流に向かって歩くのは、ほぼ不可能、という場所なので、こうした脱出ポイントを早い時間帯に確保するのは必須。
 比較的、脱出口の発見が困難な渓だと、

 「僕にはまだ帰れるところがあるんだ・・・・こんなに嬉しいことはない」(byア●ロ)

 ・・・という気持ちになります。
 奥多摩川支流の全域で釣れる、丸っこいパーマークが二段に並んだヤマメ。可愛くて僕は大好きなんですが、これはどういう個体なのでしょう。
 
 午後二時。うす暗い渓に、光が射す。ホッとする瞬間。
 
 これは、まぎれもない奥多摩の天然ヤマメ。お腹まで、ごまだらのパーマークがあります。
 
 引きが強い。下流に向かって、淵を二つばかり越えて、走る!!
 
 また丸いパーマークの仔ヤマメ。
 仔ヤマメのいた流れ。
 まだまだ続きます。
 
 午後四時。あらかじめ見つけておいた脱出口から、林道へ戻ります。地形図で調べると、意外と進んでいないことが分かる。
 次回、この場所から再挑戦です。

 (ちなみに、看板は、危険なので「通行禁止」と書いてあります。たしかに、なめて歩くと危険な感じでして、出会うのは、ある程度、本格的な装備をつけた登山者と、沢ノボラーな人たちばかりです。釣り人としましても、多摩川本流とは一線を画した準備が必要になるでしょう)
 後編へつづく★



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