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 雲取山の麓を目ざして(後編)

 -----前篇より-----



 前回の釣行で見つけておいた脱出口が、今回の入渓ポイントになります。

 バス停から歩いて来るにはいささか遠く、クルマで来た人は知らずに通り過ぎる、という場所なので、比較的“穴場”なのではないかと思います。
 それでも、沢登りの人たちには知られているらしく、先行者の濡れた足跡がところどころに見られました。

 さて、今年最後の釣りの成果は如何に?
 はやる気持ちを押さえつつ、ウェーティング・シューズを装着して、いざ川に入ろうとすると・・・・出迎えてくれました。

 ヤマカガシのようには逃げて行かず、悠々と、とぐろを巻いているので、「すわマムシか!?」と思いましたが、よく見ると違うようです。
 噛まれると“その日ばかり”で命を落とすことになる、という、その名も「ヒバカリ」という種類のヘビらしいです。

 でも、本当は無毒とのこと。

 水辺に多く生息する。
 前回の終了地点から本気の釣りスタート。


 渓相は、どんどん良くなっていきます。
 ここは、ヤマメのアタリが複数でたポイント。


 (画像をクリックすると、アタリの出るポイントが分ります)
   
   
 地形図で見ると、標高1725メートルの「日陰名栗山」から発していると思われる支谷。

 沢登りの人が、二人降りて来ました。

 この谷も、来年以降の課題になりそうです。

 (沢登りの人は、たぶん僕に気を使って、必要以上に大きく沢を捲いて、林道へと還って行かれました)
 
 いよいよ辺りに人の気配がなくなり、アタリが増えてくる。


 また、すこしずつ、ヤマメの領域にイワナが混じるようになる。
   
 これは、見るからに岩魚のポイント。


 「いる」場所では、まず一発でアタリが出る。


 極端な場合には、はり掛かりが浅く、釣りおとした直後に、同一の場所で、再びヒットすることさえある。


 奥多摩川本流のスレきった魚と異なり、この渓のイワナたちは、ときに驚くほどピュアである。


 だからこそ、乱獲はつつしまなければならない、と思う。
  
 今年のラスト・イワナ。


 最後の釣行で、ヤマメとイワナの両方に出会えて、よかった。。
   
 9月の谷は、午後4時にはうす暗くなり、ヘッドランプの備えがなければ不安になる。

 適当な脱出口が見当たらないので、地形図と、目視で、比較的標高差が緩やかそうなポイントを見定めて、杉林の斜面を50m以上よじ登る羽目になった。


 今回は、その“見当”が、正しかったから良かったものの、あとで林道を歩きながら確かめてみると、もしちがう斜面を選んでいたら、あまりにも急で、林道まで出られなかった可能性が高い。

 (で、あるからして、来期は高性能なハンディGPSの導入を真剣に考えたいと思っています★)
 今期もつつがなく無事に過ごせたこと、毎回「それなりに」ヤマメとイワナの顔が見れたことを、山のカミサマに感謝しつつ、林道を歩く。
 東日原のバス停にて。缶ビールをやりながら、6時55分の最終バスを待つ。

 今年は天候にも恵まれ、日曜日が多かったわりに、他の釣り人と競合することも少なく、全体として「良い釣り」ができたと思う。


 今年もありがとう。

 また、来年の春にお逢いしましょう。

 ★



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