ゴールデンウイークの真ん中の日曜日、ちょっとした時間ができたので、今年初の日原谷へ出かけてみました。 朝6時に日原到着。小川谷に入りたかったのだが、今年は完全封鎖で、「釣り人も立ち入り禁止」とのこと。 滝やゴルジュの難所を突破することを思えば、これくらいのフェンスを乗り越えることは容易に思えたが、 マナーの悪い釣り人になりたくないので、あきらめ、八丁橋へ向かう。 予想していたことだが、八丁橋付近および八丁橋に至る林道沿いには、すでに車が10台以上とまっていた。 釣り人の割合がどれくらいか分からないが、かなりの先行者がいることは想定の範囲内です。 入渓点は行き当たりばったりだが、久しぶりの本格釣行なので、長い日原本谷の中でも、比較的遡行容易なエリアを選ぶ。 | |
小川谷は完全封鎖。 | 日原本谷の様子。 昨年はスノーブリッジで埋まっていたのを思い出します。 |
昨年は、雪とがれきのせいで、荒れまくっていた日原の谷。 名残があるものの、今年は、折れた樹木もその場の風景にようやくなじんで、全体として落ち着きを取り戻した感があった。 谷は、生きている。 | |
他の釣り人には出会わなかったが、アタリらしきアタリにほとんど出会わないまま、勝手知ったる谷を歩いて行く。 サカナはどこに行ったのか。先行者がいるせいで一時的に散ってしまったのであれば、僕はぜんぜん構わない。 ・・・・こわいのは、「一時的に」ではない可能性を、常に考えなけらばならないことの方です。 小滝から淵に流れ込む大きなポイントで目を凝らしていると、悠々と泳ぐサカナの姿があることに気づいた。それも複数!いるいる!! 見える範囲に5〜6尾もいるということは、この淵、かなりのサカナが入り込んでいる。やはり、いるところには、いる。 それだけで嬉しくなってしまうが、ここは冷静に竿を出し、ブドウ蟲のエサを流すと・・・・・・・・喰わない。 目の前にエサがあるのに、完全無視。水温がまだ低いからかな?エサが合わないのか・・・・。 人影に驚いて逃げてしまうということもなく、光の中で溪魚たちは乱舞している・・・・。 (もしかすると)ひらめき、3つ付いた目印ごと深く沈めてやると・・・・・・・・急に答えが出た!! | |
今年の初ヤマメ。ちょうど20センチくらい。 まだ一度も釣られたことがない、という若武者で、猛スピードで淵に逃げ込んで行きました。 | (この一尾を見ることができただけで、もう満足しちゃった) |
いつもの脱出ポイントにたどり着いたのと、谷の中では珍しく風が強くなってきたので、 あっさりと10時半に竿をおさめ、少し山歩きをして帰還した。 この日の釣果、ヤマメ1尾。 まずまずの出だしと言ってよいと思う。 | |
日原林道を「反対側」から見る。 | (左の写真を拡大) |
この小ピークは地形図のどの辺りだろうか。 | |
見事なり。 | |
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